富士山信仰の遺跡か? |
小山町の富士山須走口五合目付近の林の中で、建物跡とみられる石積みが見つかったそうです。
富士山での遺跡は珍しく、須走口での発見は初めてなので、町では保存に取り組んでいるとのこと。
規模は、
四角形の石積みの塀が4ヶ所あり、最大で約500m2。塀は2mほどの高さ。4つとも東側に入り口や階段があり、建物に入ると正面に山頂が見えるように配置されている。
いつ頃のものかというと、
遺跡の中から17~18世紀の備前焼の茶わんが見つかったことで、石積みは1707年の宝永噴火後の比較的早い時期に造られた可能性が高く、登山道から外れているので、山岳信仰集団の修行生活の場だったのではないかとみられている。
ということは、今から約300年前ですか。
写真や図の記録は近く公開するそうなので、小山町のOB客Y様へ訪問しながら行ってみようかな・・・。
これが、遺跡の中から見つかった茶わん。
見つかったのは、この1個だけ。
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