住宅の築年数は33.3年 |
この調査は、戸建注文住宅の顧客の実態を明らかにすることで、顧客ニーズの変化を把握し、社会にふさわしい住宅供給をめざすことを目的に、2000年度から実施しているものですが、なにせ調査エリアが3大都市圏と地方都市圏(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)。
なので、私たちのような地方の地域にそのまま当てはまるものではありません。
それでも、傾向を知ることは出来ますので、調査結果自体はインターネットで確認していただくとして、ここでは気になったところを・・・
戸建注文住宅の世帯主は、20代・30台が約50%。
その中でも35~39歳(団塊ジュニア)が全体の23.1%と若年化傾向。
ただし、60歳以上(団塊の世代)の割合も復活してきて、私の世代である45~54歳が落ち込んでます(;_;)。
住宅取得費と借入金の年収倍率は年々上昇して、2007年度には住宅取得費年収倍率は6倍超!。
住宅ローンの金利タイプは、「固定金利期間選択型」が53.6%で最も多く利用され、「全期間固定金利」は24.6%止まり。
全体の建替えの割合は、36~38%。建替えで解体された住宅の平均築年数は、2000年の29.6年から年々延びてきて2007年度は33.3年。200年住宅の六分の一です。
ちなみに、同協会が考察する『戸建注文住宅の平均顧客像』は・・・
「世帯年収は増加しているものの住宅取得費も増加したことで借入金も増え、世帯の負担が増える中、住宅の規模を縮小して資金的制約を調整している傾向が読み取れる」
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