preserved flower (プリザーブドフラワー) |
以前から、「和ら木工房」に置いてある、『preserved flower (プリザーブドフラワー)』。
事務の川口昌子さんが、「和ら木工房」の常駐スタッフをやってくれてた時に、持ってきてくれました。
ブリザードフラワーとは、美しい姿で長時間保存することが出来るように専用の溶液を用いて加工された花のこと。
切花を咲いた状態で有機溶剤を用いて脱水、脱色。続けて保存液となる不揮発性溶液を用いて水分と置換し、染料を用いて着色させた後乾燥させるそうです。
ウェディングブーケなどに使われているそうですが、湿気が多くなると、変質しやすいとか。
ムクの木と漆喰で調湿された「和ら木工房」の室内では、今も綺麗な状態を保っています。
これは、ダイニングテーブルに置いてあるもの。
ドライフラワーと異なり、花弁の鮮やかさは生きた花と比べても遜色なく触っても柔らかくて瑞々しい。
これは、リビングテーブルに置いてあるもの。
脱水にはメタノール・エタノールなどの低級アルコールを主成分とする液、水分の置換にはグリセリンや高級エーテルなど、不揮発性で比較的安全性の高い有機溶剤を用います。
ちなみに、果実を同じ様に処理したプリザーブドフルーツもあるそうです。