CREW'S(クルーズ)のポロシャツ、30歳 |
1976年に創刊された雑誌「POPEYE」が、それまでのアイビーリーグなどアメリカ東部の伝統を的なスタイル(VANの時代)から視点を変えて、UCLAなどアメリカ西海岸のライフスタイルを紹介しだしたことで、アメカジが流行(街中、オカサーファーで溢れたり・・・)。
1975年渋谷にMIURA&SUN's(ミウラ&サンズ)、1976年原宿にBEAMS(ビームス)、先のミウラが1977年銀座にSHIPS(シップス)と、セレクトショップが次々オープン。
ハマトラと呼ばれた横浜元町の老舗FUKUZO(フクゾー)や1979年渋谷青山学院横にオープンしたBoatHouse(ボートハウス)、表参道のCREW'S(クルーズ)などのスウェット(トレーナー)が爆発的に売れ、プレッピーや神戸発のニュートラなどトラッドベースのファッションスタイルも生まれました。
この時代にスタートしたトラッド系ショップは、現在もトレンドを作り出しています(ボートハウスは、キャプテンサンタのキャラクターを出したり・・・)。
と、前置きが長くなりましたが、そのころ私が購入したポロシャツが今も現役!という話。
当時、ポロシャツは「着古した洗いざらしのヨレ感が良い」などとガンガン洗って着ていましたが、今でもビームスで買ったフランスラコステ、アイゾットラコステなどの輸入物やクルーズのショップオリジナルを、良いヨレ感で着ています(ヨレ過ぎという声も・・・^_^;)。
これらは、私が二十歳前後に購入したものなので、もう30年ぐらいになりますか・・・。
一軒の住宅に負けないくらいのお付き合いです(笑)。
息子に引き継いだ服もあったり、はやりすたりのない木の家がずっと住み継がれるように、トラディショナルはずっと着続けられます。
ということで、ものを大事に使い続ける、「もったいない運動」啓蒙のブログでした(笑)。
相当なヨレ感のクルーズのポロ。
今年の夏も、着ては洗いを繰り返しました。
ポロだけに夏場に着る機会が多のですが、タンスから出すたびにロゴマークを見て、青春時代を思い出します。
ポロつながりの余談ですが、、そのころ「シャツといえばボタンダウン」というくらいにボタンダウンシャツが流行ってましたが、そのシャツもポロ競技で生まれたんですよね。