静岡県東部地震は、富士山の火山活動? |
富士山麓で暮らす人々の日課だ。
笠雲や帯雲がかかると天気は崩れる、吊雲が出ると強風が吹くなど
いわゆる、観天望気。
その富士山が、先日(3/15)の地震の翌日から、妙に鮮明に見えていて、
なんとなく不気味に思っていたのだが、
今朝(3/27)の静岡新聞の朝刊に、
富士山を含む、全国で13の活火山の地震活動が活発になったという記事が載った。
以前、「富士山が噴火する」と静岡市へ居を変えた人がいたが、
過剰な反応は禁物だが、
一方では、今何が起きても不思議ではないという思いも・・・。
以下、記事・・・
大震災後に、地震活動が活発になった活火山が少なくとも全国で13あることが、気象庁などへの取材で分かった。
専門家は「1~2カ月は注意深く観測する必要がある」と指摘している。
地震の増加が観測されたのは、
関東や中部の (1)日光白根山
(2)富士山
(3)箱根山
(4)焼岳
(5)乗鞍岳
(6)伊豆大島
(7)新島
(8)神津島、
九州の (9)鶴見岳・伽藍岳
(10)九重山
(11)阿蘇山、
南西諸島の (12)中之島
(13)諏訪之瀬島。
大半は11日の巨大地震直後から地震が増え、翌日には収まったが、箱根山、焼岳、富士山の周辺では25日時点でも地震活動が継続。
ただ、気象庁は「噴火の兆候となる火山性微動や地殻変動などのデータに変化はなく、直ちに噴火するとは考えにくい」としている。
13火山のうち、箱根山ではマグニチュード(M)4クラスの地震が11日直後に多発。
富士山近くでは4日後の15日に、M6・4の地震が発生した。
富士山のマグマだまりがあると推定される場所の直近が震源だった。
静岡大の小山真人教授(火山学)は「地震波の影響や断層が動いたことでマグマだまりなどが刺激され、活火山周辺の地震が増えたとみられる」と説明する。
過去には、東海・東南海・南海地震が連動した1707年の宝永地震の49日後に、富士山が大噴火。2004年のスマトラ沖地震(M9・1)でも数カ月後に周辺火山の活動が活発化した例などが知られている。
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