4/1より「長期使用製品安全点検・表示制度」がスタート |
屋内式ガス瞬間湯沸器など、ガス、石油、電気を使用する設置式の9品目が対象。
これらの製品は長い間使用を続けていると、経年劣化により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあり、安全に使い続けるために、長期使用製品安全点検制度が設けられました。
点検制度の対象製品(9品目~特定保守製品)
屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用とプロパンガス用)
屋内式ガスバーナー付ふろがま(都市ガス用とプロパンガス用)
石油給湯機
石油ふろがま
FF式石油温風暖房機
ビルトイン式電気食器洗機
浴室用電気乾燥機
また、扇風機や洗濯機などの家電製品5品目については、点検制度ではなく、標準使用期間と経年劣化の注意を促す、長期使用製品安全表示制度が始まります。
表示制度の対象製品(5品目)
扇風機
換気扇
洗濯機(洗濯乾燥機を除く)
エアコン
ブラウン管テレビ
何か問題が起ると、その対処として法改正や新しい制度がつくられるのは世の常ですが、今回は、屋内のガス瞬間湯沸かし器などの経年劣化による事故が相次いだことを受けて「消費生活用製品安全法」の改正で、設けられた制度。
新築お引き渡しの際、フジモクスタッフが、ガス給湯器・食洗機・ユニットバスの換気乾燥暖房機などの『標準的な使用期間、そして期間満了時には「法定点検」があり、メーカーからその通知がくる』ことの説明をします。
又、メーカーからの点検通知を確実に受けるために、お施主様には所有者登録をしていただくことになります(登録のための書類に、名前や連絡先を記入してメーカー側に返送)。
将来、点検通知が来たら、お施主様はメーカーに点検の要請します(点検時期がきて製品の使用を続けるなら必ず点検を受ける義務がある)。
引っ越しや中古品購入の場合は所有者登録の変更が必要だったり、結構めんどくさい。
でも、「登録と点検の責務を果たさずに重大事故を招いた場合、所有者が責任を問われる場合もある」そうで・・・(^_^;。
ちなみに、点検は有料・・・(-_-♯。
それでも、家のつくり手として、法制度にはしっかり対応していきます。
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